車を売ったら自動車税って返ってくるの?

結論は「原則返ってきません」です。

車を売りたい場合、次の車購入時に販売店へ下取りに出したり、中古車買取業者で買い取ってもらったりします。

買取店で査定をしもらって金額に納得がいけば売買契約を結ぶことになります。この手続の中で車の名義変更を行うのですが、その際に「自動車税納税証明」が必要になります。

毎年4月頃に通知が来て34,800円とか39,800円とか支払っているアレですね。

この納税証明書が無ければ車検を受けることができないため、基本的には皆さん支払っており、そしてその納税証明書をなくさないように車検証と一緒に車のダッシュボードにしまっている人も多いと思います。

さて、この自動車税ですが、これは1年分の税金を「前払い」しています。例えば話を簡単にするために次に乗る車が特に無く、単純に今乗っている車を手放すとしましょう。

そうですね。仮に9月に手放すとします。4月時点には今の車に乗っているわけですから、自動車税を支払います。(払わない選択肢はありません)

そしてもう乗らなくなったなどの理由で9月に売却しました。すると10月時点では車を持っていないわけですから、10月から3月までの半年分の自動車税は本来支払わなくても良いことになります。

自動車税に限らず税金は払いすぎると還付してもらえる制度があります。還付とは税金を返してもらえるという意味です。

例えば住宅ローン減税は住宅ローンを組んでいると残額に応じて最大20万円の所得税を払わなくても良いという制度です。

所得税は一般サラリーマンであれば会社から天引きされています。仮に所属税を天引きで年間合計20万円払っており、住宅ローン減税の条件の対象となっていれば本来20万円の税金を払わなくてもいいのに天引きで払ってしまっているので、確定申告等で20万円還付される、つまり20万円返ってくるというわけです。

得するというより払わなくても良い税金を払ってしまっているため返してもらう、というイメージですね。

自動車税の売却もこのようなイメージで車を持っていないのに払う必要はありませんから、上記の例では本来であれば半年分の税金を還付してもらうことができます。

これはちゃんと所定の申請書もあり、簡単な手続きで実行することができます。

でも車を売却する時に空欄の税金還付申請書に認印だけ押すように言われたりします。銀行口座を書く欄がありますが、こちらも未記入で買取業者へ提出するよう言われます。

税金って自分の所に返ってくるんじゃないの?もしかして買取業者がピンハネしてるんじゃ・・・!?

実はほとんどの買取業者がこの還付金を自社で受け取っています。え、詐欺!?いえいえ、実はこの還付金は買取価格に含まれているんです。

本来であれば買取店がちゃんと説明すべきなのでしょうが、おそらくお客さんに「それは困るからちゃんと自分へ返還するようにして欲しい」とモメたりするから、しれっと手続きしちゃってるのだと思います。

一般的には車を売却する際には自動車税の還付はお客側が受け取らないというのが通例となっているため、そういうmだと認識しておきましょう。

それでも納得できませんか?

ではこう考えると納得できるかわかりませんが、理解はできると思います。つまり車買取査定時に提示される買取価格は車体価格のみではないということですね。

査定額は
・車体価格
・自動車税還付金
・リサイクル料
が含まれて買取価格として提示されているんですね。なので買取価格のうち数万万円程度は車体価格以外の費用という感じに思っておきましょう。
還付される税金もリサイクル料もまとめて売るというイメージですね。

ちなみに車を廃車にするときには還付金を受け取ることができます。

こちらのコラムも人気です!